会社勤めをしていて、転職したいなと考えることは誰にでもあることです。
キャリアアップのために職種や会社を変えることもよいですが、
独立・開業することも選択のひとつ。
独立というと一気に敷居が高くなるように感じますが、副業が解禁になった今、
小さなビジネスを始めることはそれほど難しいことではない世の中になっています。
この記事では独立しやすい仕事や業種、必要なスキルや成功方法や特徴を解説していきます。
独立しやすい仕事、部門別ランキングをチェック
独立すると言ってもさまざまな仕事があり、人それぞれ向き不向きがあります。
自分に合っていることを見つけることも大切ですが、どんな仕事が独立しやすいのか、
知ることも大切です。
どんな仕事が独立しやすいのか、部門別にみていきましょう。
オンラインでできるベスト３
副業が推奨されるようになってから、クラウドソーシングを活用し、
個人でも仕事を受注できるケースが増えています。
PCやスマホがあれば、独立が可能な仕事は次の通りです。
上記の仕事は人気も高く、ご存知方も多いのではないでしょうか。
他には動画編集・制作、ネットでのカウンセリングやコンサルティングなどもあります。
特にコロナ禍になってから、Web関連の仕事は在宅でもできる仕事として人気が高く、
まだまだ伸びしろがあると言えるでしょう。
自宅で独立開業ベスト３
もし自宅にスペースがあるようであれば、次のような仕事でも独立できます。
ネイルやマッサージ、美容室などは資格や過去の経験が必要になり、
自宅を改築もするとなると初期費用はそれなりにかかります。
が、美容関連の仕事は独立を考える方も多いことでしょう。
ネットショップはフリマアプリ等から小さく始められるので、
ビジネス初心者の方が商売のいろはを学ぶのに向いていると言えます。
また音楽やダンスなど、何かを教えたいと考えているなら、
自宅で教室を開くものアリです。
資格がある方のおすすめベスト３
資格をお持ちの方が独立を目指すなら、次のような仕事でも可能です。
いわゆる士業と言われる職業です。
国家資格や民間の資格を持ち、これまでの経験を活かしたいと考えるなら、
独立という道も。
他には弁護士や司法書士などの法律関連業務、
マンション管理士なども独立開業できる資格です。
老朽化していく建物が増えていくとされる、
これからの世の中でニーズが増える仕事と予想されています。
フランチャイズのベスト３
独立を考えた時に「フランチャイズ」はよく聞く言葉ではないでしょうか。
フランチャイズとはフランチャイズに加盟する人・法人が、
フランチャイズから、お店の看板や確率されたサービス・商品の使用権利をもらい、
その対価をフランチャイズ本部に支払う仕組みのこと。
独立するならフランチャイズする方法もあります。
フランチャイズでおすすめの業種は次の通りです。
コンビニはすでに飽和状態と聞いたことがある方も多いでしょうが、
最も有名な選択肢のひとつとしてあげられます。
また最近はネットショップでの買い物やデリバリーでの食事のオーダーも増えているので、
宅配業や高齢者向きのサービスのフランチャイズも今後需要が高まる業種と言われています。
独立に必要なスキルと成功方法とは？
ここまで独立しやすい仕事を部門別に分けて、紹介してきました。
副業が解禁になり、個人でもビジネスを立ち上げやすくなったとはいえ、
かんたんに独立し、成功できるわけではありません。
ここからは独立に必要なスキルや成功方法を解説していきます。
事前準備はぬかりなく
独立を考えた際に最初に必要なことは事前準備をきちんとしておくこと。
今の会社や職場がイヤだからといって闇雲に独立しても、うまくはいきません。
独立はしたいけど、何から始めたらいいかわからない方もいらっしゃるでしょう。
そういった方も含めてまずは自分をよく知ることから始めます。
独立して成功したいと考えるなら、自分の強みを最大限活かした仕事をするのが一番。
自分の強みと弱み、やりたいことをくまなく書き出してみましょう。
強みと弱みの分析ができたところで、
自分がやりたいことは世の中に需要があるかを考えていきます。
人に必要とされるビジネスでなければ、成果をあげることはできません。
独立して仕事をしたいと考えるなら自分の強みと需要の見極めが重要です。
必要なスキル
独立して仕事を展開するにあたり必要なスキルは次の通りです。
■営業力
■情報発信力
■セルフ・ブランディング
会社にいれば営業が仕事を獲得してきて、その仕事をこなすことになりますが、
独立すると最初のうちは営業から事務、経理にいたる細かな業務まで、
すべて自分でこなさなくてはなりません。
またSNSの時代の今、情報発信力やセルフ・ブランディング力も求められています。
SNSのフォロワーの数や発信したことに対する「イイね！」の数などでも、判断されます。
いっしょに仕事をしたい、この人に仕事をまかせたいと思わせる雰囲気作りも求められています。
成功するための秘策
これまでずっと会社などの組織で仕事をしてきた方に、
いきなり独立するのはおすすめできません。
営業経験のある方はよいかもしれませんが、事務などの庶務的な業務をしてきた方は
独立したくなったからといってすぐに会社をやめるのは無謀なこと。
独立して成功を収めるにも多少時間がかかります。
それを踏まえて独立に向けた行動していくことが大切。
成功するための秘策は次の通りです。
■副業から始めてみる
■企業に入って学ぶ
まずは小さく始めてみることが重要です。
SNSやクラウドソーシングなど使えるプラットフォームを大いに活用し、
地道に実績を積んでいきましょう。
また選ぶ業種によっては企業に入って学ぶ方が早い場合もあります。
どんなことも地道に経験を積んでいくことが成功への近道を言えるでしょう。
独立しやすい仕事の特徴
独立するにあたり必要なスキルや成功方法を解説してきました。
そうは言っても独立しやすい仕事がどんなものなのか、
よくわからない方もいらっしゃるでしょう。
ここからは独立しやすい仕事の特徴を解説していきます。
初期費用が抑えられる
独立しやすい仕事の特徴のひとつとしてあげられるのが、初期費用を抑えられるかどうか。
例えば、美容師やネイリストの方は自宅やその他の場所でお店を開くとなれば、
開店資金が必要となります。
そういった資格があるわけではなく、小さくビジネスを始めたいのであれば、
なるべく初期費用は抑えたいと考えるのは当然のことです。
独立したいと考えた際に、初期費用がどの程度なのかも見積もっておくとよいでしょう。
Webライターやネットでのカウンセリングなど、PCひとつで仕事をすることが可能な業種は、
初期費用もそれほどかからず独立するにも比較的ハードルが低い仕事です。
場所を必要としない
独立しやすい仕事の特徴のふたつめは、場所を必要としない業種であること。
ネットショップなども独立向きを先に紹介しましたが、
家の中全部が在庫で埋まるような商品仕入の仕方はおすすめできません。
仕入したものがすぐに売れていけばよいですが、売れるまでに時間がかかるものの場合は、
在庫がストレスになりモチベーションも下がります。
最初に始めるなら、なるべく場所を必要としない仕事がおすすめです。
ネットショップにしてもPC１台から始められる仕事にしても、
家の中が在庫や仕事道具でいっぱいにならないような仕事を選びましょう。
利益率、リピート率を考える
独立しやすい仕事の特徴3つめは、利益率、リピート率が共に高いものであること。
独立当初から利益率、リピート率が高い仕事をするのは難しいかもしれません。
が、実績を重ねていき、信頼関係ができていけばリピート率もあがり、
徐々に利益率もあがっていきます。
そこまで自分ががんばれる仕事か、よく考えてみましょう。
利益率、リピート率はビジネスを展開するうえで重要です。
あなたが独立して始めたい仕事は高い利益率やリピート率を狙えるものか、
見極めたうえで、独立の準備をしましょう。
まとめ
「独立しやすい仕事ランキング部門別ベスト３はコレ！必要なスキルを徹底解説」では
独立しやすい仕事部門別ランキングと必要なスキルや成功方法、独立しやすい仕事の
特徴を解説してきました。
独立しやすい仕事は次の通り。
■オンラインでできる
■自宅で開業できる
■資格が必要な仕事である
■フランチャイズで開業する
独立し、成功に必要なことは次の通りです。
■事前準備をぬかりなくする
■営業力、情報発信力などを磨いておく
■企業に入る、または副業から小さく始める
独立しやすい仕事の特徴としては、
なるべく初期費用抑えられる仕事や広い場所を必要としないこと。
個人で独立し、仕事をしていくのは大変なことですが、学べることや喜びも多く、
大きな充実感も味わえるでしょう。
そのためにまずは自分の強みと弱みを知り、独立後のビジョンを描き、
小さなことから始めてみることが大切です。