ブログやインスタ、Twitterなどを運営していると読者が増えない、
フォロワーが増えないといった壁にぶつかるのではないでしょうか。
そういった悩みの解決に必要なのはWebマーケティングです。
Webマーケティングが必要なのはわかるけど、どう勉強していけばいいかわからない。
手っ取り早く資格を取ればいいのかな?と考える方もいらっしゃるでしょう。
ですが、Webマーケティングに資格は必要ありません。
この記事ではWebマーケティングに資格がいらない理由や必要なスキル、
勉強する際の注意点を解説していきます。
Webマーケティングに資格がいらない理由
Webマーケティングを勉強するにあたり、資格を取得した方が知識も得られるし、
いいかなと思われる方もいらっしゃることでしょう。
ですが、Webマーケティングは日々進化しています。
資格を取ったとしても、そこで得た知識はすぐに古くなっていくでしょう。
Webマーケティングの資格がいらない理由を解説していきます。
知識よりも実践が大切
Webマーケティングで大切なのは知識を得ることよりも実践で学ぶこと。
GoogleやSNSのアルゴリズムは日々進化し、変わっていきます。
資格を取得するための勉強している間に、得た知識が古くなっていることも充分考えられる話です。
資格を持っていれば履歴書に書くことは増えますが、持っているだけでは意味がありません。
また知識はあっても使わなくては宝の持ち腐れです。
日々進化し、新しくなっていくWebの世界でマーケティングを学ぶなら、
本や参考書を開いて勉強するよりも、実際に運営し行動していく方が身に付くことが多いでしょう。
ブログやSNSの運営で実践できる
Webマーケティングの世界を最も体感できるのがSNSやブログ。
自ら運営することで、どうしたら読んでもらえる記事が作成できるのか、
フォローしてもらえるのか、など考えられるようになります。
自分が発信したものが、誰の目にも止まらずリアクションもなかったら、
モチベーションもキープできません。
SNSやブログはイイねがついた数、アクセス数やインプレッション数などで、
発信した内容がバズッたか滑ったかがすぐにわかります。
毎日のアクセス数やインプレッション数をチェックし、
次に発信する内容を修正していくことで、同時にマーケティングも学べます。
Webマーケティングは、SNSやブログを自ら運営することで、
どうすればヒットするか、収益をあげられるかを自然と学べるでしょう。
Webマーケティングに必要なスキルとは?
Webマーケティングを取得するのに資格は必要ないと紹介してきました。
ブログやSNSを運営することで、体感しながら学んでいく方が生きた知識が得られるでしょう。
では、具体的にWebマーケティングに必要なスキルとはどういったものなのか、
解説していきます。
マーケティングの実務経験
Webマーケティングに必要なスキルのひとつめは、マーケティングの実務経験。
マーケティングの基本は「誰にどんなものを買ってもらうか」です。
そのためにより細かくターゲットを設定し、ターゲットはどんな悩みを抱えていて
問題を解決するために、どういったアプローチするのかを考える必要があります。
マーケティングの実務経験を積みたいのであれば、やはりSNSやブログがおすすめ。
集客するためにどんなことをすればよいかを、学ぶにはベストなツールと言えるでしょう。
It・Webに関する知識
Webマーケティングに必要なスキルのふたつめは、It・Webに関する知識。
資格や知識は必要ないとは言っても、Webに関する基礎的な知識はあった方がよいでしょう。
個人のSNSやブログでの集客が目的であっても、
Webマーケティング業界で会社員として働く場合でも言えることではないでしょうか。
Webマーケティングを専門にするというのであれば、
エンジニアやWebデザイナーと接する機会も増えるでしょう。
その際によく出てくる言葉を理解しておくと、打合せもスムーズに進みます。
SNS運営を代行会社に依頼する場合も、Webに関する基礎的な知識があると、
話しを理解するスピードが変わってきます。
「知識よりも実践」と言ってはいますが、最低限の知識は必要です。
数値を分析できる力
Webマーケティングに必要なスキルの3つめは、数値を分析できる力。
SNSやブログへのアクセス数、エンゲージメント、インプレッション数など、
数値化されたものには、次の課題のヒントが隠されています。
数値化されたデータを分析することで、よりよい発信内容に修正もできるでしょう。
Webマーケティングは日々PDCAの連続です。
発信する、分析する、改善する、をくりかえしてより集客するために、
数値化されたものを分析する力があると、早く収益につなげられるでしょう。
コミュニケーション力も必要
Webマーケティングに必要なスキルの4つめは、コミュニケーション力。
普段の生活においても必須なものですが、SNSでは特に重要視されるものでしょう。
インスタやTwitterはフォロワーとコミュニケーションすることを重要視しています。
一方的な発信ではなく双方向の発信がメインなので、フォロワーとの交流を大切にしつつ、
楽しく続けて行くことが大切。
コミュニケーション力は日常生活のどの場面でも重要です。
フォロワーとの交流だけでなく、代行会社に依頼する場合でも自分がしてほしいことや
イメージを伝えられなければ、実務が展開できないでしょう。
Webマーケティングとひとことで言っても、いろんな能力が必要とされています。
Webマーケティングを勉強する際の注意点
Webマーケティングを勉強する際に独学、スクールに行く、
コンサルタントに依頼するなど方法はさまざま。
いずれにしも知識を得るだけでなく、学んだことを実践してくことが重要です。
Webマーケティンを学びたい場合に注意すべき点について、解説していきます。
資格取得のための勉強より実績を積む
Webマーケティングを勉強する際におすすめしたいのはSNSやブログを運営し、
実績を積むこと。
本やインターネットで知識を学ぶことはできても、実践して体感した人には勝てません。
ノウハウをたくさん集めても、実践した経験がなければどうしても説得力に欠けます。
SNS上にはある程度のところまでなら、目的に応じた運営方法を無料で教えてくれる方も
たくさんいらっしゃいます。
SNSやブログ運用を専門にしている方や中には有料オンラインサロンを持っている方もいらっしゃるので、
有料のオンラインサロンに入って学ぶのもあり。
サロンに入ると集客やフォロワー集めに成功している人との交流もでき、実践的な方法を学べるでしょう。
知識を増やすことも大切ですが、SNSやブログで集客する方法を実践しながら学んでいく方が、
Webマーケティングを体感しつつ知識も得られます。
転職に有利なわけではない
Webマーケティングは国家資格が必要な仕事ではありません。
仮にWebマーケティング会社に転職したいといった希望を持っているのであれば、
取得するのもありでしょう。
資格は昇進や昇格の選考基準となる場合もあります。
とはいえ、どんなに知識があっても、入社後結果が出せなければ意味がありません。
資格を持っていて実績なしの人よりも、資格はなくてもTwitterのフォロワーや
YouTubeのチャンネル登録者数が1,000人以上の人の方が、
採用する側からすると魅力的な人材に見えるでしょう。
資格取得を否定するわけではありませんが、実績がある人がより優位になるのは間違いありません。
必ずしも資格を持っていることが有利になるかというと、
そうではないケースもあることを知っておきましょう。
どうしても欲しい!取得するならこの資格
そうはいってもメンターを見つけるのも手間がかかるし、
知識を得たと公に言える資格がどうしても欲しい方もいらっしゃることでしょう。
Webマーケティングのおすすめの資格は次の通りです。
他にもさまざまな資格がありますが、
上記の3つはWebマーケティングの実務でも活用できる資格と言えるでしょう。
Webマーケティングを学ぶ目的はさまざまです。
お店を経営しているなら、SNSで集客し予約率を上げる。
転職でWebマーケティング会社に入りたいのか、それとも副業でブログを始めたいのか。
自分がどういう選択をするかでも、学ぶことは違ってきます。
あなたが思い描いた未来に資格が必要であれば、資格取得も視野に入れましょう。
まとめ
「Webマーケティングに資格はいらない?不要の理由と必要なスキルを徹底解説」では、
Webマーケティングに資格はいらない理由と必要なスキル、
勉強する際の注意点について解説してきました。
Webマーケティングに資格はいらない理由は次の通りです。
■ 知識よりも実践が大切
■ ブログやSNSの運営で実践できる
必要なスキルは次の通り。
■ マーケティングの実務経験
■ 数値を分析できる力
■ コミュニケーション力
Webマーケティングを勉強する際に注意すべき点は、
資格を取るための知識の吸収に走りすぎず、実践で学んでいくこと。
転職を考えている方は、
資格を持っていても必ずしも有利になるわけではないことを知っておきましょう。
昇進や昇格などの場面で資格が有効となる場合もありますが、ひとつの投稿がバズッた、
フォロワーが1,000人以上いるなど、リアルに実績を積んでいる方の方が、
Webマーケティングの世界ではより信頼されます。
資格を取ることに執着せず、まずはSNSやブログを最大限に活用し、
実践しながらWebマーケティングを学んでいきましょう。