リスティング広告とは?初心者でも理解できる!メリットからデメリット

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リスティング広告って聞いた事あるけど、どんなモノなのかイマイチ分からない・・・。

そんな方も多いのでは無いでしょうか?

リスティング広告は、広告費があまりかからない事や、
投稿内容や頻度を柔軟に変えられるなど、魅力も沢山あります。

今回は初心者の方に、仕組みやメリット、デメリットなどをご紹介していきます。

目次

リスティング広告とは?

リスティング広告とは、検索したキーワードに合わせて表示される広告の事です。

何か検索すると、一番上の方に【広告】と書かれた記事を目にすると思いますが、
これがリスティング広告になります。

費用を支払う事で、自社の商品やサービスの広告記事を上位に表示してもらう事が可能です。

検索したキーワードに連動して広告が表示されるので、検索連動型広告やPPC(Pay Per Click)とも呼ばれている。

なぜリスティング広告が必要なの?

なぜお金を払ってまで自社のサイトを上位表示する必要があるのでしょうか?

それは、記事が上位に表示される事でより多くの目に留まり認知度も高まるからです。

何か検索する時をイメージしてもらいたいのですが、
検索した際一番上の記事から順番に見ますよね?

その為、サイトが上位に表示されていると、集客率UPにより効果的になるのです。

リスティング広告で出来る事

リスティング広告で出来る事は色々あります。

例えば、

  • いつどんな時に広告を出すかの設定
  • どんなキーワードで広告を表示させるかキーワードの設定
  • 広告の予算設定

この様に柔軟に運用を行う事が可能です。

SEOとの違い

SEOとは「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の事で、
ユーザーに役立つサイトを作る事で、検索上位を狙う為の施策の一つです。

リスティング広告も検索上位に表示されるモノなので、
この2つの違いが分からないという方も多いと思います。

主な違いとしては、

SEOの特徴

  • ブログやホームページなどの運営を行い検索上位を狙う方法
  • すぐに、検索上位を狙える訳ではない(数カ月の時間を要する)
  • 一度上位表示されれば、継続的に上位表示が続く
  • SEOの知識が無いと上位表示は難しい
  • より多くのユーザーにアプローチ可能

リスティング広告の特徴

  • 単価を支払う事で、自社の広告記事を検索上位に表示させる方法
  • 予算を投じれば、直ぐに上位表示が可能
  • 広告を載せる間は費用が継続的にかかる
  • 誰でも簡単に始められる
  • 限られたユーザーにしかアプローチ出来ない

といった違いがあります。

SEOは知識やスキルを身につける必要がありますが、
リスティング広告は、予算を投じれば直ぐに上位表示が可能です。

一方で、SEOは継続的に幅広いユーザーにアプローチ可能なのに対し、
リスティング広告は、限られたユーザーにしかアプローチ出来ない点もあります。

リスティング広告のメリット

ここからは、メリットをご紹介していきます。

SEOとの違いでも少しご紹介しましたが、知識が無くても上位表示を狙えるので、
初心者の方にはぜひおすすめです。

これから、利用してみたいと思っている方は、ぜひチェックしてみて下さい。

低予算で行える

一つ目は低予算で行えるという事です。

通常、新聞やラジオ、テレビに広告を出すと数千万の広告費が必要となります。

一方でリスティング広告は、クリック課金制という
広告がクリックされた場合のみ費用が発生します。

検索結果に表示されただけでは、費用はかかりませんので、
比較的低予算で行えるのはメリットの一つです。

クリック課金制

クリック課金制の単価は入札によるオークションを行います。

「指定のキーワードで検索された時、広告を出したいので、最高いくらまで払う。」
という形で「入札」を行うのです。

他の企業とのオークションの結果、何位に表示されるのか等が決まります。

リスティング費用の相場

費用の相場は、およそ月20~30万前後です。

検索するユーザーの多さによって、広告が見られる確率も上がるので、
検索ボリューム数が多い程、広告費用も高くなる事を覚えておきましょう。

ただし、月に数十万の広告費が必ずしも必要な訳ではなく、
ライバルの少ないキーワードを狙う事で、1日あたり数百円程度で広告を運用する事も出来ます。

個人でお店をしている方や、規模が小さい企業であれば、
この程度の費用で抑えておいてもいいでしょう。

見込みの高いユーザーを効率よく狙える

2つ目のメリットは、検索したキーワードに応じた広告を出せるので、
見込みの高いユーザーを狙いアプローチする事が可能となります。

例えば、リスティング広告を始めたいと思い、「リスティング広告」と検索するとします。

すると、リスティング広告を運用代行してくれる企業が出てくるという仕組みです。

ユーザーが今悩んでいる事、知りたい事に的を絞って広告が表示されるので、
効果的に広告を出す事が出来ます。

柔軟性が高い

地域を絞った配信が行えたり、必要でなくなればすぐに配信停止が行えたりと、
柔軟性が高い事もメリットの一つです。

リアルタイムで配信の開始・停止が行え、配信内容の変更もすぐに反映されます。

時間や予算を気にする事なく、スピーディに広告運用を行う事が出来るのは、
リスティング広告の特徴です。

検索結果の上位表示が可能

リスティング広告を行えば、検索結果の上位に表示する事が出来ます。

サイトやブログ運営で検索上位を狙う方法もありますが、先ほど紹介した様に
SEOの知識が無いと難しく、結果が反映されるまでに時間がかかってしまいます。

ブログ運営で思うように、検索上位にならず、集客に繋がらなかったという方は、
知識が無くても簡単に上位表示が可能です。

リスティング広告のデメリット

ここからは、反対にデメリットをご紹介していきます。

メリットだけを見て始めてしまうと、思わぬ落とし穴もありますので、
一つ一つチェックしてみて下さいね。

継続的なコストはかかる

運用費用は比較的安いとお伝えしましたが、
掲載し続けるには、継続的にコストがかかります。

どんなキーワードが検索された時に広告を表示させるのか、
ターゲットを上手く絞れていないと、無駄なコストがかかってしまいます。

継続的に広告を出し続けたい場合は、どのくらいコストがかかるのか、
予算は足りるのか、しっかりと計算した上で運用を行う事が必要です。

ライバルが多いとコストが高くなる事も

リスティング広告を出すには、オークション形式の入札を行わなくてはなりません。

その為ライバルが多いと、単価もその分高くなってしまう恐れがあります。

一度狙いたいキーワードで検索を行い
どんなライバル企業が広告を出しているのかチェックしてみましょう。

幅広いユーザーへのアプローチは難しい

デメリットの3つ目としては、幅広いユーザーへのアプローチが難しいという事です。

例えば、リスティング広告の運用代理店をしており
「リスティング広告」というキーワードで広告を表示させるとします。

しかし「リスティング広告」の言葉を知らない
ユーザーに対しては広告表示は出来ません。

「自社のサービスを効率よく宣伝する方法は無いか・・・?」
「広告にかかる運用費をもう少し安くしたい・・・」

この様なユーザーはさらなる見込み客となりますが、そもそも設定するキーワード
(この場合「リスティング広告」)を知らなければアプローチ出来ないのです。

リスティング広告成功するためのコツ

メリット、デメリットをご紹介してきましたが、
ここからはリスティング広告で成功する為のコツをご紹介していきます。

コツを抑えておく事で、上手くリスティング広告を利用していく事が出来ますよ!

まずはキーワードを定める

まず、広告が表示される際のキーワードを定める事が必要です。

商品やサービス、サイトと結びつきやすいワードを洗い出しましょう。

ライバルが多いキーワードは単価が高くなってしまうので、
コストを抑えたい場合は、指名キーワードを狙うのもポイントです。

指名キーワードとは、商品やサービス、会社などの具体的なキーワードの事。

ロングテールキーワードを狙うのもOK

ロングテールキーワードを狙うのも一つの方法です。

ロングテールキーワードとは、複数のキーワードを組み合わせた、
検索ボリューム数が小さいワードの事です。

検索ボリューム数が少ないので、ライバルも少なく、より効果的に、広告運用を行う事が出来ます。

検索ボリューム数とは、そのキーワードで検索する人がどのくらい要るかを表したもの。

予算は低くし過ぎない

リスティング広告は自分で自由に予算を設定できますが、
あまりに低い予算にしない様にしましょう。

予算を低く抑えてしまうと、狙っているキーワードで広告を表示する事が出来ず、
思うような効果を得られないかも知れません。

どの程度ライバルがいるのかでも変わりますが、せっかく見込みの高いユーザーを
逃さない為にも、どのくらいの予算が適切なのか検討する事が大切です。

広告の表示を細かく設定する

配信設定を細かく行う事も大切なポイントの一つです。

リスティング広告では、広告を載せる地域、曜日、
時間帯の指定を設定して配信する事が出来ます。

個人事業主の方は特にサービスを提供している地域が限られていると思うので、
地域を絞って配信を行ったり、成果に繋がりやすい曜日や時間帯に絞り広告を出すのも効果的です。

オークションのランクで掲載順位が決まる

リスティング広告は先ほども少し説明しましたが、
オークション形式の入札を毎回行います。

この際に、掲載の有無と、掲載順位が決まるのです。

掲載順位は出来るだけ、上位を狙うべきですし、
そもそも掲載が出来ないと意味が無いですよね?

その為掲載の可否と順位の判断基準をしっかりと抑えておく事が大切です。

判断基準は、オークションランクで決まります。

オークションランクは

  • 広告の質
  • 入札価格

によって判断されます。

それぞれの詳しい詳細を下記で詳しく見ていきましょう。

広告の質

リスティング広告は何といっても広告の質が大切です。

いくら高い単価を払っても広告の質がいい加減なモノだと、
そもそも掲載の許可をもらう事は出来ません。

広告の質の基準となるのは、

  • 広告の内容が設定している検索キーワードとかけ離れていないか?
  • ユーザーにとって役に立つ情報か?
  • 過去の広告掲載の実績

広告の品質を高めるには、いかにユーザーの悩みを解決できる内容なのか?
広告文は最適か?といった事が大切です。

広告内容とあまりにもかけ離れたキーワードを設定していたり、
どんな内容なのか分かりにくい広告文は質の高い広告とは言えません。

その為、一度作った広告文はタイトルや説明文など繰り替えし読み返し、
適宜必要であれば修正を行う事も大切です。

入札価格

オークションランクのもう一つの判断基準は何といっても入札価格です。

オークションなので、当然単価を上げれば上げる程、掲載順位も上がります。

広告ごとに、入札価格を設定する事が出来るので、キャンペーン広告だけ、
単価を上げるなど、重要な広告には予算を集中させる事も大切です。

オークションは自動入札機能を利用してみるのもおすすめです。

これは、検索結果の最上部に広告が掲載されるよう、
自動で入札価格を設定してくれるものになります。

もちろん予算の上限も設定する事も出来るので、
予算がどんどん増えてしまうという心配をせずに上位表示を狙えますよ!

まとめ

リスティング広告についてや、メリット・デメリットをご紹介してきましたが、
いかがだったでしょうか?

最後にもう一度おさらいしておきましょう。

リスティング広告のメリット

  • 低予算で行える
  • 見込みの高いユーザーを効率よく狙える
  • 柔軟性が高い
  • 検索結果の上位表示が可能

リスティング広告のデメリット

  • 継続的なコストはかかる
  • ライバルが多いとコストが高くなる事も
  • 幅広いユーザーへのアプローチは難しい

リスティング広告は、継続的にコストがかかるなどデメリットもありますが、
誰でも簡単に始められ、尚且つ配信内容を柔軟に設定する事も可能です。

「自社の商品やサービスをもっと効率よくPRしたい!」
「広告費にあまり予算を掛けられない」

という方にはぜひおすすめです。

今回ご紹介した成功する為のコツも参考にしながら、ぜひ
リスティング広告を利用して効率よく集客UPを狙ってみて下さいね!

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