「美容院をオープンしたから宣伝も兼ねてインスタを始めてみたけど、
イマイチお店をアピール出来ていない気がする・・・・」
「インスタマーケティングって聞いたことがあるけど、そもそもそれって何?」
そんな悩みや疑問をお持ちの方もいらっしゃるのでは無いでしょうか?
インスタは集客の一つとして、便利なモノですが、使い方や利用方法が分からなければ
せっかくの集客のチャンスを逃してしまいなんだかもったいないですよね・・・。
今回は、「インスタマーケティングが良く分からない・・・」
「何をすればいいの?」
という方向けに、インスタマーケティングのやり方をご紹介します。
今日からでも始められるものも沢山ありますので、
ぜひ最後までチェックしていって下さいね!
インスタマーケティングとは?
そもそもインスタマーケティングとは、
インスタグラムを利用してプロモーションするマーケティング手法の事です。
インスタのマーケティングを行う事で、
商品やお店をより多くの人に無料で(広告費をかける事なく)知ってもらう事が出来ます。
インスタを使ったマーケティングは他のSNSに比べて画像の加工機能が豊富なので、
画像でのPRが向いていま!
- 店舗や商品、個人のブランディング
- 集客
- 商品の販売
インスタマーケティングを行う前に
インスタマーケティングとは何か理解できたら、実践していく前に準備が必要です。
この準備をせずにいきなり始めてしまうと、せっかくの効果も半減してしまいます。
早く集客につなげたい!という気持ちは分かりますが、
効率よく効果を狙うためにも、これからご紹介する事をしっかりと学んでいって下さいね!
誰に向けての投稿なのかを明確に
まず、誰に向けての投稿なのかを明確に行いましょう。
- そもそも、男性・女性どちらがターゲットか?
- 年齢層はどのくらいか?
- どんな仕事をしている人か?(主婦?共働き?独身?)
ターゲットをあらかじめ絞っておかないと、
投稿の世界観が統一せず、興味を持ってもらえません。
ターゲットを絞る事で、どんな投稿にするか、
どの商品をメインでアピールするか明確になってきます!
KPIの設定を行う
誰に向けての投稿なのかを明確にしたら、KPIの設定を行いましょう。
※KPIとは、Key Performance Indicatorの略で、日本語に訳すと「重要業績評価指標」という意味になります。
KPI=最終的なゴールや目標の達成に
どの程度進んでいるかを評価する数値の事です。
インスタでは、フォロワーの数や、投稿が何回表示されたのか、などを数値として知ることが出来ます。
その為、インスタの運営は何を目的としたいのか、
ゴールがどこかを定めたら、その達成に向けたKPIを設定する事が大切です。
例えば、
目標「来期の売上を前年度比よりプラス20%UPする」
その目標を達成させるためのKPIは「インスタ経由で自社サイトへの訪問数を今の2倍にする」
といった感じです。
このKPIは目標ごとに立てればOKなので、いくつあっても構いませんし、
運営しながら、方向性を変えたい場合は、KPIの設定も柔軟に変更してOKです。
初めのうちはKPIが多ければ多い程、
混乱してしまいがちなので、2~3個にとどめておく事をおすすめします。
アカウント名は分かりやすく
ターゲットが決まったら、運用するアカウント名を決めましょう。
アカウント名は、どこの企業やお店なのかがひと目で分かるようにする事が大切です。
どんなものにすればよいか迷ったら、
基本は社名やブランド名を含めて作るようにしてみて下さいね!
ビジネスアカウントへ切り替え
インスタのマーケティングを行うならば、
ビジネスアカウントへ切り替えておきましょう。
ビジネスアカウントとは、インスタが提供している無料の機能の事で、
下記のような便利な機能があります。
- 問い合わせボタン
- 住所などの情報をプロフィールに追加
- 見てくれた人の数やクリックされたURLなど投稿の分析が可能
- ターゲットに絞った広告の配信が可能
ビジネスアカウントでは、予約の電話番号や他のメールアドレスなどの登録も可能なので、
ぜひビジネスアカウントへ切り替えておきましょう。
インスタマーケティングのやり方10選
上記の事前準備が終わったところで、
早速インスタマーケティングのやり方をご紹介します。
一つ一つご紹介していきますので、自分のやりやすいと思うものや
興味のあるものからでも始めて見て下さいね!
① 利用者が参加出来るキャンペーンを行う
一つ目の方法としては、利用者が参加出来るキャンペーンを行うというものです。
まず、利用者にテーマに沿った写真を撮ってもらい、
指定したハッシュタグをつけてもらいます。
その中から抽選で、自社商品やサービスのプレセントを行います。
キャンペーンを行うにあたっての注意点
- 利用者が参加しやすいものである事
- インスタの利用層を考え10~30代の女性向けのキャンペーンにする事
インスタは10~30代の女性の利用率が70%以上であると言われています。
その為、例えば高齢者の方向けや、男性向けにキャンペーンを行ったところで、
参加してくれる人は少ないですし、認知してもらうチャンスも減ってしまいます。
また、難しいテーマにしてしまうと、
そもそもキャンペーンに参加しようと思ってもらえません。
例えば、
「自分にとって癒しの時間」「頑張った自分へのご褒美」をテーマに写真を投稿してもらい、
抽選者に人気のヘアオイルをプレゼントする。
などといったあくまでも利用者が気軽に参加できるものにしてみて下さいね!
② ストーリーズでアンケートを行う
ストーリーズでアンケートを行う方法もあります。
アンケートを行う事で得られるメリットは沢山あるので、
おすすめなマーケティングの一つです!
アンケートを行う事で得れれるメリット
- 消費者のニーズを簡単に知れる
- 消費者に参加してもらう事で、双方のコミュニケーションが簡単に取れる
- 自分の商品により高く関心を持っている消費者が分かる
本来アンケートを行うには、モニター募集や、アンケートフォームの用意など、
手間も時間もかかってしまいます。
しかし、インスタを利用する事で、手軽に、アンケートに答えてもらえるので、
消費者のニーズを簡単に知る事が出来ます。
また、「コメント」や「いいね!」以外のアクションをする事が
出来るアンケートで双方のコミュニケーションを簡単にとる事も可能です。
さらに、アンケートまで答えてくれるのはかなり、商品やサービスに関心があるという事ので、
それらのユーザーはさらなる質の高いターゲットとなりますよ!
アンケートのやり方
- 自社商品を2個準備する
- インスタのホーム画面左上にあるカメラアイコンをタップ
- インスタのストーリーズ作成画面を開く
- 自社商品の画像や動画を撮影し、スタンプをタップ
- スタンプの中から「アンケート」を選択
- 「どっちがいいと思う?」などアンケートで質問したい事を入力
アンケートを作る際は、利用者が分かりやすいもの、選択しやすいものにしましょう。
さらに、そのアンケートをする事で何をしたいかも事前に考えましょう。
例えば、
新しくカフェをオープンする際、メニューをフォロワーと一緒に考えてもらう事で、
興味、関心を持ってもらい、より多くの方に認知してもらい、更にはファン化させる。
など、そのアンケートによって何に役立てる事が出来るのか、仮設を立てて考えて下さい。
③ 実際に足を運んでもらう
実際にお店やその場所に足を運んでもらうという方法もあります。
例えば、
『京浜急行電鉄』では、子供にお父さんの似顔絵や写真を投稿してもらい、
父の日に投稿した作品を車両内に飾るというキャンペーンを行った例があります。
電車に飾られる写真を見ようと、家族連れで訪れてくれるだろうという、集客効果を上手く利用した例です。
この様に、実際にお客さんにその場所へ足を運んでもらう仕組みを使う方法もありますよ!
④ ジオタグを利用する
ジオタグを利用して集客したい場所をアピールするという方法もあります。
ジオタグとは、位置情報の事で、位置情報付きで投稿をすると、撮影した場所が表示されます。
投稿に訪れた人が、場所の名前をクリックすると、
グーグルマップで場所の位置と同じ位置情報を使った他の人の投稿が見れます。
同じ位置情報を付けてくれた人がその投稿を見てくれますし、検索画面でその位置を検索した人が
投稿を見てくれるので、集客効果の一つとして、ぜひ覚えておいて下さいね!
⑤ ギャップを狙う
商品やお店の雰囲気のギャップを狙うというのもおすすめです。
例えば
ラーメン屋さんのインスタに、オシャレでハイセンスな写真を投稿する事で、
「女性でも気軽に入れる」というコンセプトをアピールする事も出来ます。
反対に、高級でオシャレそうなバーに、ポップでインスタ映えするようなカフェメニューを
投稿する事で、「昼は若い世代に利用して欲しい」という新たな客層にアピールする事が出来ます!
- 新たな層のお客さんを取り入れたい!
- もっと幅広い集客をしたい
という方はギャップを狙ってみるのもおすすめですよ!
⑥ インフルエンサーをキャスティングする
人気のインフルエンサーをキャスティングするというのも一つの方法です。
フォロワーが大勢いる方だと、その方を起用するだけで、一気に自分の商品の認知は広がります。
自分から連絡を取るのもありですが、インフルエンサーのキャスティングをしてくれる
企業もあるので、依頼するのもありですよ。
キャスティングを行ってくれるサービス
『 Find Model 』・『 3MINUTES 』・『 MDS 』
キャスティングする際は、商品のイメージとかけ離れている人を、無理に起用しない様にしましょう。
例えば、学生向けのポップな雰囲気のカフェをアピールするのに、
30代の大人の女性を起用しても、カフェのイメージと結びにくいですよね。
また、商品やサービスを実際に体験してもらい、PRの投稿をしてもらう場合、
事前にどんな内容で投稿する予定か、すり合わせを行う事も大切です。
パッケージデザインを新しくしたので、そこをメインにPRしてもらいたくても、
商品の中身だけを紹介している投稿だと、イマイチその商品のPRになっていませんよね・・・?
どんな商品なのか、どんな部分を全面的に売り出したいのか、イメージをきちんと伝えるようにしましょう。
⑦ 広告を出す
インスタに広告を出すというにも一つの方法です。
写真広告を使う事で、その商品の認知度が上がっていきます。
広告の出し方は
- Facebookとインスタのアカウントを取得する。
- ➀のアカウントをリンクさせる
- 広告マネージャー/パワーエディタのどちらかで、インスタ広告を作成して完了
- 広告の種類は(写真、動画、カルーセル、ストーリー)の4つがあります。
広告を出す際は、年齢や性別、地域などを絞る事が出来るので、
予め、どのターゲットに向けたものなのかしっかり絞るようにしましょう。
また、広告を見た後に、どんな事をして欲しいのか考えるのも大切です!
例えば、その商品を買って欲しい場合、商品リンクを付けるなど工夫をしましょう。
広告を付ける際はハッシュタグもよく考えてつける事も重要です!
写真やその商品のコンセプトと離れたハッシュタグだと、そのハッシュタグをクリックした際に、
全く関係のないリンク先に誘導してしまう事もあるので、注意が必要です。
⑧ ショッピング機能を利用する
既に、オンラインショッピングを運営している方は、
インスタのショッピング機能も必ず導入しておいて下さい!
インスタで商品の写真を投稿する場合、
その投稿からそのままオンラインショップへ移動できます。
また、インスタ上で商品のカタログを設置する事が出来るなど、
オンラインで商品を販売する人には便利な機能ですので、ぜひ導入しておいて下さいね。
ショッピング機能のやり方
- Facebookの連携を行う
(ショッピング機能はまずFacebookとの連携が必要です。) - Facebookのビジネスマネージャーを起動「カタログ」を選択
- 「カタログマネージャー」の左側メニュー一覧から「利用方法」を選択
- 「その他カタログの利用方法」から「Instagramショッピング」を開く
- 「Instagramビジネスプロフィールをリンクする」という表示が出たら「プロフィールをリンクする」を選択
(1.のFacebookと連携しておくと連携済みのアカウントが出るのでそれを選択) - 上記の設定が済めばインスタの投稿にタグ付けが可能となる
⑨ リールを利用する
インスタの「リール」機能を利用するのもおすすめです。
「リール」とはショートムービー機能で、ストーリーズの機能と似ています。
しかし、ストーリーズは自分のフォロワーにしか基本見てもらえないのに対して、
「リール」はフォロワー以外にもより多くの人に自分の投稿を見てもらいやすくなります。
- イマイチフォロワーが増えないな・・・
- 集客がイマイチだな・・・
と感じるときは「リール動画」を利用してみて下さいね!
⑩ 検証・改善を繰り返す
基本編・応用編でご紹介した、インスタマーケティングのやり方を実践したら、
検証・改善を繰り返し行いましょう。
- どんな広告を出したら、反応が良かったのか?
- Aのキャンペーンは参加が良かったけど、Bはイマイチだった・・・・
など、どんな投稿や広告が反応がいいのか、イマイチなのか検証を行い、改善していく事が大切です。
まとめ
インスタマーケティングのやり方をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
インスタマーケティングを行う際は、先ほどもお伝えした通り、
まずは事前準備から始めて下さい。
事前準備が出来たら、10個のやり方を実践していきましょう。
一つ一つ実践していく事で反応の良かったキャンペーンやアンケートなどデータが出来ていきます。
その都度、どの内容が反応が良かったのか、逆に思ったほどキャンペーンの
参加者が少なかったのか、検証を繰り返してみて下さい!
検証と改善を繰り返すことで、確実に集客や幅広い方への認知に繋がっていきます!