最近お店やWeb上でLINEのお友だち登録のQRコードをみかける事も多くなり、
LINEのお友だち登録を取り入れようか悩んでいる個人店や企業もあるかと思います。
LINE公式アカウントはお店やビジネスを展開している個人や企業とっても便利な集客ツールなので、
やらない理由はないかと思います。
特にフリーランスや個人で経営しているお店や会社にとってはメリットが多いと言われています。
そんなLINE公式アカウントを徹底解説し、個人で集客するための活用術5選を紹介していきますね。
LINE公式アカウントを徹底解説！
LINE公式アカウントという言葉はよく聞くけど、どのようなものでどのようなことができるのか、
ご存知ない方もいらっしゃるでしょう。
まずはLINE公式アカウントがどのようなツールなのか、解説していきます。
LINE公式アカウントとは？
LINE公式アカウントはLINE@とも言われる、
LINE公式会社が配信しているビジネスツールのことです。
普段よく利用しているLINEは少人数の個人的なやり取り用のSNSツールで、
商業用としての利用はできません。
LINE公式アカウントは企業の顧客やファンとのやり取りができるビジネスツールとして誕生。
2015年からは個人向きとしてもリリースされました。
では、LINE公式アカウントを活用することで、どんなことができるのでしょうか。
効率よく集客ができる
LINE公式アカウントを活用することで効率よく集客ができるようになります。
なぜLINE公式アカウントが集客に有効なのか、見ていきましょう。
よく使われているSNSの利用者は次の通りです。
| LINE | インスタグラム | ||
| ユーザー数 | 8,800万人 | 4,500万人 | 3,300万人 |
| 年代 | 10～50代 | 10～30代 | 20～30代 |
主な機能 | チャット メッセージ配信 アンケート | リツィート アンケート | 画像 リール ストーリーズ |
ユーザー数と利用者層の中心の年代を見てみるとLINEが圧倒的に多いことがわかります。
数字だけ見るとLINEのひとり勝ちのようにも見えますが、
各SNSには強みもあれば弱点もあります。
例えばTwitterは情報拡散力が高い、
インスタグラムは写真で訴求ができるなどの強みがあります。
LINEの場合は情報拡散力や写真での訴求などの観点から見ると、
チャットやメッセージ配信がメインなので、少し劣る印象があります。
ですが、LINE公式アカウントの場合は情報伝達能力が高く、
反応やアクションが起こりやすいのが特徴。
Twitterやインスタグラムは莫大な情報がタイムライン上に流れていきますが、
LINE公式アカウントはお友だちとして登録されていれば、確実に情報を届けられます。
さらにLINのメッセージの開封率は60%以上と言われており、
メッセージのURLのクリック率は25%以上。
少し前まではDM的なものはメルマガが主流でしたが、
集客を考えるならLINE公式アカウントの導入は最もおすすめしたいツールと言えるでしょう。
コストはかかるの？
合理的に集客ができるLINE公式アカウントで気になるのはコストがかかるのか？ですよね。
料金表は次の通りです。
料金表
| フリープラン | 無料 |
| ベーシック | 5,400円/月 |
| プロプラン | 21,600円/月 |
基本的には無料でスタートできます。
フリープランでは1,000通までのメッセージ送信は無料。
それ以上は有料となるので注意が必要ですが、初期投資もなく月額で最大21,600円であれば、
利用価値はあるでしょう。
個人で集客！LINE公式アカウント活用術5選
無料でスタートできるLINE公式アカウント。
個人で集客するにあたり、どのようなことができるのか、さらにどんな風に活用すると、
より効果的な集客ができるのか。
LINE公式アカウント活用術5選を紹介していきましょう。
お手軽に広告配信
LINE公式アカウントを利用して集客するためには、
できることを知っておく必要がありますよね。
まずひとつめに上げられるのはお手軽に広告配信ができること。
これまで集客をチラシやDMで対応していた場合、
LINE公式アカウントの広告配信に切り替えることで、コストも削減可能です。
お友だち登録をしてもらっている方向きに配信できるので、
ピンポイントでターゲットに情報を届けられる点もよいですよね。
クーポン配信を使ってみる
LINE公式アカウントを活用するにあたりぜひ使ってみたいおすすめの機能は、
クーポン配信機能。
お店の場合はおトクなクーポンを配信することで、
新規のお客様からリピーターになってもらえる可能性大です。
適度なタイミングでクーポンを配信することでファンを増やしていけるでしょう。
タイムライン投稿で拡散
Twitterやインスタグラムと比較すると情報拡散力は劣ると言われているLINE公式アカウントですが、
LINEにもタイムライン投稿があります。
タイムライン投稿機能を使うことで、
グループや個人にも情報をピンポイントで配信できます。
個人間で情報をシェアでき、
口コミが広がっていく可能性があるのもLINE公式アカウントの魅力と言えます。
チャット予約機能を使い倒す
個人で経営する美容院やネイルサロン、
マッサージ店などはチャットで予約を取るというのもアリです。
LINE公式アカウントはお友だちとマンツーマンでチャットができるので、
広告を流すことで予約を促すこともできますよね。
ご新規でふらっときたお客様が一見で終わってしまうのは、
「なんとなく」が最も多い理由と言われています。
リピーターになってもらうにはサービスの質が高いことも重要ですが、
アフターフォローも重要。
LINE公式アカウントのチャットを使い倒して、
お客様から予約ができるような体制をつくっていきましょう。
コールセンター的な活用もできます
チャット機能、1対1でコミュニケーションが取れるのが、
LINE公式アカウントの魅力のひとつ。
個別の疑問や質問にも対応できますよね。
問い合わせに対しても利用でき、
個人経営のお店や企業でもコールセンターのような活用もできます。
電話で対応していると対応中は作業が止まってしまいますが、
チャットで返信することで、合理的に時間を使えるようになります。
チャット機能はコールセンター的な役割も果たせるので、使い倒していきましょう。
LINE公式アカウントのメリット・デメリット
ここまで、LINE公式アカウントでできることや活用術を紹介してきました。
運用するにあたり、LINE公式アカウントのメリット•デメリットを知っておくことで、
さらなる有効活用ができそうですよね。
ここからはLINE公式アカウントのメリット•デメリットを解説していきます。
LINE公式アカウントのメリット
LINE公式アカウントのメリットは次の通りです。
活用術でも紹介してきましたが、リアルタイムでの情報配信や開封率の高さ、
リピート率アップなどが、メリットにあげられます。
また顧客分析もできるので、開封率や反響が数値化されることで、
より精度の高い情報配信が可能となります。
デメリットはあるの？
顧客分析まで対応可能なLINE公式アカウントですが、デメリットもあります。
LINE公式アカウントは友だち登録してもらえることが大前提。
登録してもらえる魅力的なクーポンやおトクな情報を配信する必要があり、
さらに有益な情報でないと判断されれば、かんたんにブロックされる可能性もあります。
友だち登録してくれた方に有益でおトクな情報を配信し続けることが、重要ですね。
運用は工夫が大事
どんなツールでも運用を始めて間もない頃は戸惑いや疑問点は出るでしょう。
思い描くような結果はすぐには返ってきません。
運用がうまくいかなくてもあきらめずに、配信を続けていくことが大切です。
顧客分析ツールを使い、アクセス数や開封率をチェックし、
日々の情報配信をブラッシュアップしていきましょう。
LINE公式アカウントは1対1のトーク機能がついていることも強みです。
友だちになった方と密なコミュニケーションが取れるのも魅力。
個別の相談に応じることで、きめ細やかなサービスを展開できるでしょう。
集客ツールとして、LINE公式アカウントを工夫しながら運用していくことが重要です。
まとめ
「LINE公式アカウントを徹底解説！個人で集客するための活用術5選」では
LINE公式アカウントの特徴や仕組み、個人で集客するための活用術を紹介してきました。
特徴は次の通りです。
■効率よく集客できる
■配信数が1,000通を超えると有料になる
活用術、メリット•デメリットは次の通り。
■お手軽に広告配信できる
■メルマガより開封率が高い
■リピートしてもらえる
■顧客分析ができる
■登録してもらう必要がある
■かんたんにブロックされる可能性がある
LINE公式アカウントを導入しただけでは、集客はできません。
徹底した顧客分析を行い、日々の情報配信を工夫することで、ファンが増えていきます。
LINE公式アカウントの特徴、メリット・デメリットをよく知り、
運用に活かしていきましょう。