「MEOってよく聞くけど何?」
「MEO対策って何すればいいの?」
そんな疑問をお持ちの方も多いのでは無いでしょうか?
今回は、「MEOとは何なのか?」
「MEO対策はどんな事をすればいいのか?」を詳しく解説しています。
MEO対策を行う事で、お店の認知度UPや宣伝にもつながりますので、
最後までしっかり学んで下さいね!
MEOとは
「Map Engine Optimization」の略称の事で、Googleマップ向けの地図エンジンで最適化を図ることを指しています。
例えば、Googleマップで『渋谷+ランチ』と検索すると、
渋谷でランチが出来るお店が一覧で出てきますよね?
検索した地域とキーワードに該当するお店がひと目でわかる便利な機能がMEOです。
Googleマップ上で出てくるお店は主に下記の内容を確認する事が出来ます。
- 地図
- お店の名前
- 住所
- 営業時間
- 公式サイト
- ルートの情報
なぜMEO対策が必要?
なぜMEO対策が必要なのでしょうか?
Googleでは、近年『ローカル検索』が行われています。
特定の地域や場所に関連する検索キーワードに対し、それに適した検索結果を表示させる事。
つまり、今渋谷にいるとして「カフェ」と検索した場合、
渋谷のそれもあなたが今いる場所から近いカフェを表示してくれます。
Googleの調査によると、このローカル検索を利用した約41%の人が
実際にその店舗を訪問しているとされています。
また、お店を探す際に約44%の人がGoogleMapを利用しているそうです。
その為、検索された時にいかに自分のお店が上位に表示されるかが
顧客獲得に大いに関わってくるのです。
この上位表示されるために、MEO対策が必要となってきます。
ローカル検索の仕組み
上記で少し紹介しましたが、ローカル検索の仕組みについても理解しておきましょう。
なぜなら、仕組みが理解出来ていると、上位表示されMEO対策にもつながるからです。
ローカル検索の際に上位表示されるには、以下3つの事が重要になってきます。
- 検索しているキーワードに関連性の高い情報があるか
- 口コミや記事の件数が多いか
- 検索している人の現在地と近い程上位に表示される
この3つが満たされていると上位表示されやすくなります。
MEO対策のメリット
MEO対策を行う事にあたってメリットはいくつかあります。
- 無料で始められる
- 効果的に認知拡大、集客につながる
- ユーザーがアクションを取りやすい
- 本格的に対策しているお店はまだまだ少ない
MEO対策は無料で始められるモノ、かつ短期間で対策を行う事が可能です。
そのため、時間をあまり割く事なく対策出来てしまいます!
また、本来自分のお店を知ってもらうには、チラシや広告を作ったりと
宣伝費にもコストがかかってしまいますよね。
ですが、MEO対策する事で、より多くの方に自分のお店を認知してもらえるので、
結果として集客にもつながります。
また、GoogleMAP上でお店の住所や情報が分かるので、予約したり、そのままお店に行くなど、
お客さんがアクションを取りやすいといったメリットもあります。
この様に様々なメリットがありますが、MEO対策を行っていないお店はまだまだ沢山あり、
今からでも本格的に対策しておくことで、他の店との差別化を行う事もできます!
上位表示を狙うMEO対策【基本編】
それでは早速、MEO対策【基本編】をご紹介していきます。
MEO対策は今すぐに行えるモノもあれば、少し対策に時間がかかるモノもあります。
まずは、【基本編】をご紹介していきますね。
今すぐに実践できるものばかりなので、ぜひ今日からでも実践してみて下さい。
Googleマイビジネスに登録する
Googleマイビジネスとは、Googleのサービス上に
ビジネスや組織の情報を表示し、管理するツールの事です。
Googleマイビジネスは登録する際にGoogleアカウントが必要です。
- Googleのホームページにアクセス、画面右上「ログイン」をクリック
- アカウントを作成の所で「ビジネス管理用」をクリック
- 氏名・メールアドレス・電話番号などを入力
- 3で入力した電話番号にテキストメッセージで確認コードが送られてくるので、コードを確認入力
- プライバシーポリシーと利用規約を読み、同意するをクリック
- ビジネスプロフィールの入力を行う
- Googleマイビジネスにアクセス
- ビジネス名を入力
- ビジネスカテゴリを入力
- 店舗住所入力
- Googleマップでマーカーを配置する
(Googleマップが出てくるので、自分のお店の配置をする) - ナレッジパネルに表示する情報の入力
(お店の連絡先、Webサイトの入力など) - オーナー確認へ進む
オーナー確認も忘れずに行う
オーナー確認をすると、投稿機能やユーザーからの口コミに返信する事が可能となります。
- 上記の「Googleマイビジネスに登録する」が終わると「今すぐオーナー確認」をクリックします。
- 登録した住所宛にはがきなどでコードが送られてくる。
- はがきで送られてきたコードを入力してオーナー確認完了です。
はがきで確認するのが一般的ですが、到着まで10日程かかるそうなので、
早めに手続きする事をおすすめします。
キーワードを設定する
MEO対策を行う上で、キーワードを設定する事も大切です。
キーワードって何?と思う方も多いかも知れませんが、
これは、ユーザーが検索する際に入力するワードの事です。
例えば、渋谷駅近くで友達とカフェしたいと思った場合「渋谷 カフェ」と検索しますよね?
この「渋谷 カフェ」がキーワードになります。
検索して出てきたお店は、一番上に表示されているものからチェックすると思います。
なので、上位に表示されている程、より多くの方に見てもらえるのです。
キーワードは上記の「渋谷 カフェ」のように「地名+カテゴリー」でOKです。
キーワードを検索して上位に表示されるには、
キーワードを、Googleマイビジネス上に入れ込む事が大切です。
例えば、
- ビジネス情報の詳細やメニューなどに入れる
- 投稿する際にキーワードを必ず入れる
- 口コミを書いてもらう際にキーワードを入れるようにお願いする
口コミ・評価を増やす
口コミや評価を増やす事も大切なポイントです。
口コミや評価が良いと、Googleから「ユーザーに人気のお店」と
認識してもらう事が出来、上位表示に繋がります。
また、どのお店でランチしようか迷っている方がいた場合、良い口コミがあるだけで、
そのお店に行こうと一つの基準にもなりますよね。
そのため、良い口コミ、評価を増やしていくのは重要です。
良い口コミ、評価を増やすには、大前提として利用した方にいかに満足してもらうかが大切です。
接客態度が悪かったり、お店が少し汚れていたり、イマイチなお店に対して、
良い口コミをわざわざする人はいませんよね。
MEO対策と聞くと何か、テクニカルな事ばかり重要に思ってしまいますが、
根本的には利用した方にいかに満足してもらうかが大切です。
写真を積極的に投稿する
写真を積極的に投稿する事も重要です。
Googleマップに表示される写真は自分たちで選ぶ事は出来ず、
投稿された写真からランダムに選ばれます。
しかし、オーナーが投稿した写真が選ばれる確率が高いため、
質の高い写真を投稿しておく事をおすすめします。
ユーザーはお店の「外観」「内装」「メニュー」「商品」などの写真に関心を示すので、
これらの写真は必ず投稿しておきましょう。
情報は常に正確に
Googleマイビジネスの情報は常に正確なものにする事が大切です。
店舗名や営業時間、住所、価格など、全て違いが無いようにしましょう。
特にお店の営業時間や休業日には注意が必要です。
Googleマップ上では、営業日になっていたのに、訪れたら今日は休みだった・・・・
となってしまっては、お客さんの信頼を失ってしまいますよね?
また、Googleは新しい情報を定期的に投稿するモノをユーザーにとって有益と判断し好みます。
新しいメニューの発表や、営業時間の変更など、
情報は常に正確に最新のモノであるようにしましょう。
ユーザーと積極的にコミュニケーションをとる
ユーザーと積極的なコミュニケーションをとる事も大切です。
コミュニケーションの手段は口コミが有効です。
ユーザーから寄せられた口コミに対して、返信を行うようにしましょう。
口コミの中には、良いものばかりではなく、クレームや酷いモノもあるかも知れません。
この様な時は、スタッフ全員にも周知させ、同じ様な口コミが寄せられない様、
お店の運営に活かしていきましょう。
クレームや酷い口コミに関しても、言い訳や適当に返すのではなく、真摯に対応し、
どんな口コミであっても、2営業日をめどに、必ず返信して下さい。
NAP情報をそろえる
NAP情報とは、
- Name(名前)
- Adpress(住所)
- Phon(電話)
の頭文字の事です。
このNAP情報はGoogleがあなたのお店を認識するとても重要な情報です。
そのため、Web上で掲載されている全ての内容を同じにしておきましょう。
例えば、
- Googleマイビジネス:東京都○○区○○町1番地 ACビル
- Facebook:東京都○○区○○町1番地 エーシービル
上記の例の様に、Googleマイビジネス上では「ACビル」なのに、
Facebookでは「 エーシービル」と表記が違いますよね。
細かいですが、この様な表記も全て統一するようにしましょう。
上位表示を狙うMEO対策【応用編】
ここからは、MEO対策の応用編をご紹介していきます。
基本編と違って、応用編は効果が出るのに時間もかかりますし、
対策もすぐに出来るモノではありません。
しかし、コツコツと行う事で上位表示を狙っていく事が出来ますので、
ぜひ実践してみて下さいね!
SEO対策も重要
MEO対策を行うにあたって、SEO対策も重要になってきます。
「Search Engine Optimization」の頭文字をとったモノで、日本語に訳すと「検索エンジン最適化」という意味です。
インターネット上で情報を検索するユーザーに対し、もっとも適したサイトを表示するシステムの事です。
つまり、SEO対策はネット上でお店の公式サイトが
いかに上位に表示されるかの対策を行うものになります。
このSEO対策がなぜ関係するのかというと、
Googleマイビジネスの表示順位に関係するからです。
Googleマイビジネスの表示順位は紐づいている関連サイトの掲載順位も影響します。
なので、お店の公式サイトが上位に表示されると、
Googleマイビジネスでも上位表示される確率が高くなります。
その為、SEO対策を行う事も大切なのです。
どんな公式サイトがいいの?
どんな公式サイトがSEO対策としていいのかと言うと、
まず、最低限「お問い合わせ」「よくある質問ページ」は作っておきましょう。
自分がお店の公式サイトを見た時をイメージして欲しいのですが、予約や
質問したい事があった際にお問い合わせ先が一切書かれていないと不便ですよね?
また、お問い合わせでよくある質問はまとめて一つのページにQ&Aを載せておきましょう。
そうする事で、お客さんの手間も減らせるし、お店側も質問への回答作業を減らす事ができますよ。
また、情報は常に正確で最新のものにしましょう。
営業時間、営業場所、メニューの変更など、変更があったら
常に新しい情報にその都度変更して下さいね!
順位チェックツールを利用する
色々な対策を行う上で、順位チェックツールを利用するのはとても便利です。
順位チェックツールとは、ローカル検索の際に
自分のお店はどの順位に表示されているか確認出来るツールです。
このツールを利用する事で、効果的にMEO対策を行う事が出来ます。
例えば、Aの対策をした後に、順位が下がった場合、
この対策は自分のお店には不向きだったという事が分かります。
反対に、Bの対策をした後に順位が上がった場合、この対策は成功です。
効果的なMEO対策を行っていくためにも、順位チェックツールを利用するのはおすすめです。
投稿機能の活用
投稿機能を活用する方法もあります。
投稿機能とは、自分の商品やサービスの情報を公開出来るものです。
例えば、お店の名前を検索すると、右側にお店の情報が一覧で出てきます。
お店のマップや、営業時間などが出てきますが、その下にお店の情報を投稿する事が可能です。
投稿出来る内容は
- 特典
- 最新情報
- イベント
- 商品の4つになります。
期間限定のイベントや割引など最新の情報を投稿出来るので、
その情報に興味を持ったお客さんを集客する事が可能です。
インドアビューの設定
インドアビューの設定もぜひ行っておきましょう。
インドアビューとは、店内の様子をGoogleマップで閲覧できるようにしたものになります。
始めていくお店の雰囲気は気になりますよね・・・・?
- 始めてのデートで雰囲気がイマイチななお店には行きたくない
- まだ小さい子供がいるけれど、ベビーカーが置ける十分な広さがあるかな?
利用する状況、人によってお店の雰囲気を重要視する方は意外と多いです。
インドアビューがある事で、店内の雰囲気を伝えられるのでお客様も安心して来店する事ができます!
まとめ
MEOについてや、MEO対策をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
最後にもう一度おさらいしておきましょう。
- Googleマイビジネスに登録する
- キーワードを設定する
- 口コミ・評価を増やす
- 写真を積極的に投稿する
- 情報は常に正確に
- ユーザーと積極的にコミュニケーションをとる
- NAP情報をそろえる
- SEO対策も重要
- 順位チェックツールを利用する
- 投稿機能の活用
- インドアビューの設定
MEO対策は、無料で行えるモノや直ぐに効果が出るモノも沢山あります。
MEO対策をしたからといって1日2日で順位が変わる事はなく、
検索結果に反映されるのは最低でも2・3ヶ月〜半年ほどかかると思った方が良いです。
しかし、基本編から一つずつ対策しておく事で、効果もしっかりと感じられると思います。
ぜひ今回ご紹介した対策を実践してみて下さいね!