お店のアピールや集客に便利なインスタですが、投稿すればするほど、
何を投稿すればいいか分からないといった悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?
「毎日投稿を目指してるけどどんな内容を投稿すればいいの?」
「いいネタが思いつかない・・・・」
そんなインスタ運営で多くの人が悩むネタ切れ対策について、今回はご紹介していきます。
どうしてネタ切れが起きる?
そもそもインスタの運営でどうしてネタ切れが起こってしまうのでしょうか?
それは、あらかじめ自分で枠組みを作ってそれに基づいて投稿出来ていないからなのです。
「アイディアが浮かんできた時に投稿すればいい」
「毎回投稿内容を一から考えている」
そんな方も多いのではないでしょうか?
しかし、アイディアが毎回直ぐに下りてくるわけでは無いですし、
毎回投稿を一から考えていると、時間がいくらあっても足りません。
投稿頻度を保つには投稿内容の、枠組みを作りパターン化してしまえばいいのです。
そうする事で、そもそも何を投稿しようと迷うことが無くなりますよ。
そもそもネタ切れになるほど投稿は必要?
「インスタは始めたばかりだから、頻繁に投稿はできない・・・」
「そもそもインスタってネタ切れになるほど、積極的に投稿するものなの・・・?」
そんな風に思う方も多いのではないでしょうか?
しかしインスタの投稿は、お店の集客や認知を広げるのに
とても便利なアイテムなんです。
SNSがこれほど普及している現在、一つの投稿をするだけで、
何千、何万人の人に見てもらうことができます。
投稿頻度が多いほど、自社ならではの味が出ますし、
今までその商品やサービスを知らなかった人にも認知してもらえます。
毎日投稿までとはいかなくても、毎週2~3回、○○時に必ず投稿すると、
投稿頻度と時間を決めておきましょう。
【前提条件】お客様のためになる投稿を作る
インスタの枠組みの作り方をご紹介する前に、前提条件として知っておいて欲しい事があります。
それは、投稿内容はすべてお客様のためになるモノであるべきとういう事です。
よくある失敗例で多いのが、自分たち売り手目線の内容で投稿してしまう事です。
しかし、重要なのは
- どんな事に悩みその商品を購入したいと思っているのか?
- それを手に入れる事で、どんな価値を提供できるのか?
- その商品の何をもっと詳しく知りたいと思っているのか?
などの、見込み客となる人の要望を満たす事が重要となります。
その為、まずはこの商品やサービスはどんな人に必要とされているのか?
見込み客をきちんと絞っておきましょう!
見込み客を絞る
なぜ、見込み客を絞る必要があるのか、もう少し詳しくご紹介していきます。
例えば、比較的高価な化粧品を販売している会社だとします。
高級品なので、10代や20代前半の若い女性は手が出ませんよね?
一番大きな見込み客は、30~40代の大人な女性だと思います。
当然、10~20代と30~40代の女性では肌の悩みも大きく違うと思います。
- 10~20代→ニキビや吹き出ものが気になる
- 30~40代→シミやシワ、たるみが気になる
ここで、10~20代の悩みである「ニキビや吹き出ものに効果のある化粧水です!」
とアピールしても、若い世代には、購入に至る確率は少ない事が分かりますよね?
仮にニキビや吹き出ものにも効果があっても、全面的にPRすべきは、
シミやシワにどの様に効果があるのか、という点に絞った方が利益に繋がりそうです。
この様に、自社の商品やサービスがどんな年齢層に求められているのか?
性別は女性か男性か?などしっかりと絞れていないと、
せっかくインスタの投稿を頑張っていても効果は半減してしまうかも知れません。
その為、見込み客を絞る事は重要なのです。
ネタ切れを防ぐパターン化の仕方
それでは早速、ネタ切れを防ぐ方法をご紹介していきます。
上記でもご紹介した枠組みを作りパターン化する方法です。
今からご紹介する方法をパターン化する事で、投稿するネタが無いと困る心配も無くなりますよ。
どれか気になったモノ一つを参考にしてもいいですし、いくつかピックアップし、
それを順番に投稿していくなど、やり方は自分なりの方法で大丈夫です。
紹介したい商品やサービスに当てはめてぜひ実践してみて下さいね!
リアルなお客さんの悩みを投稿に活かす
お客さんの悩みを知る事は投稿のヒントになります。
上記でもご紹介しましたが、いかにお客さんのためになる情報を投稿するかが重要になってきます。
その為、今のリアルな悩みを知る事で、今度の投稿はその悩みを解決できる内容にしよう!
と新たなアイディアが浮かんできますよ。
リアルな悩みを知る方法は以下の様なモノがあります。
- Yahoo!知恵袋などで、どんな悩みがあったか見てみる
- GoogleやYahoo!でどんな検索がされているか
- インスタの質問機能を利用する
- 商品のサンプルを利用してもらいアンケートを取る
お客さんの欲求を深堀する
自分自身の事を思い浮かべて欲しいのですが、悩みって尽きないモノですよね?
例えば、肌のシミが悩み
- 化粧品を使う事で、効果を感じあまり目立たなくなってきた
- 肌がキレイになったら、もっとキレイになりたい欲が出てきた
- 今度は目のたるみが気になる
この様に悩みは尽きないものです。
その為お客さんの知りたい事は一つとは限りません。
お客さんの悩みや欲求を一つ一つ深堀していく事で、
「今度は目のたるみに効くクリームを宣伝しよう!」
「美容部員ならではのリンパマッサージを投稿しよう」など、新たな投稿内容が浮かんできますよ!
化粧品会社だからと言って必ずしも、商品の宣伝内容ばかりを
投稿しなければいけないわけではありません。
上記の様に美容部員だからこそ、役立つ情報を投稿する事も見てくれる人の満足に繋がります。
投稿スタイルを考える
投稿スタイルを統一する方法もあります。
例えば、
- 絵が得意なら、毎回投稿はイラストを利用する。
- 男性用商品、女性用商品、男×女どちらでも使える商品を順番に投稿していく。
- フォロワーさんを巻き込んだ投稿を行う(商品のレビューなど)
実際に投稿スタイルを統一している企業を参考に載せておきます。
GRL
ファッションブランドGRLは、新アイテムの紹介の他に、
実際にGRLのファッションを来てインスタに投稿している人を紹介しています。
お店で紹介しているコーデ以外にも一般人がどんなコーデをしているのかを見ることで、
より参考になりますし、親近感も湧きますよね!
Nord green(腕時計)
Nord green(腕時計)では、女性用の腕時計、男性用の腕時計、
男女おそろいで付けられる腕時計などが、順番に投稿されています。
また、季節に合わせて、冬ならクリスマスぽっく緑や赤の背景で時計が写っていたり、
春ならピンクの背景に時計が写っていたりと、腕時計だけでも、これだけ色々な投稿が可能です。
季節・イベントをテーマにする
日本は春・夏・秋・冬4つの四季がありますし、それぞれの季節でイベントもありますよね?
クリスマスやお正月、お花見などなど、季節にあわせて
セールやイベントを行うのであれば、それをネタにするのもおすすめですよ!
また、何にもない日でも例えば、2月22日はネコの日など、何かしらの記念日であったりもします。
今日は何の日?と検索すると出てくるので、ぜひ試してみて下さい。
フォロワーの今の悩みを考える
自身のフォロワーが今どんな事に悩んでいるのかを考えてネタにするのもおすすめです。
例えば、20代の女性がフォロワーとして一番多い場合、
- 4月から新社会人。どんな通勤服で行けばいいか悩んでいるのでは無いか?
- 電車通勤なので、楽な通勤バッグが欲しいのでは無いか?
この様な悩みを想像出来ます。
ファッションブランドを運用しているなら、通勤服として使えそうなコーデをいくつか載せたり、
他のフォロワーの方が通勤バッグに使用してくれている自社商品を紹介したり。
フォローしてくれている人の今の悩みを想像してみるのも、意外といいネタになります。
自社ならではの内容を投稿
自社ならではの内容を投稿する方法もあります。
例えば、
- 自社の強み
- 他社では扱っていないサービス
- スタッフの人柄、キャラクター
- 新しい商品や、サービスの開発
これらはオリジナルの内容なので、他社との差別化を行う事が出来るというメリットもあります。
スタッフの人柄やキャラクターはそればかりメインになってしまうと、
上記でご紹介したお客さんの為になる投稿とは言えなくなってしまうので、
例えば月に1回や新しいスタッフが入った時のみなどにしましょう!
反対に、業種によっては、従業員の紹介が重要な場合もあります。
例えば、美容室やエステ、脱毛サロンなど、従業員が直接お客さんと関わる場合は、
どんなスタッフがいるか分かった方が、始めて利用する方も安心ですよね?
業種によって上手く使い分けるのもポイントです。
1ケ月の予定を把握する
前月に次の月の予定を把握しておきましょう。
例えば
- 新しい商品の発売がある
- 会社の5周年記念日が来る
- 四季折々のイベントがある
投稿のネタになりそうなものがあれば、大まかに来月のスケジュールを
組んでしまうのもおすすめです。
投稿日前にネタ切れで慌てる心配もありませんよ。
まとめ
インスタのネタ切れを防ぐ方法をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
インスタの投稿内容に困った場合、予めいくつかの枠組みを作りそれをパターン化する事で
投稿内容に困ることが無くなります。
インスタのネタ切れを防ぐパターン化の方法
- リアルなお客さんの悩みを投稿に活かす
- お客さんの欲求を深堀する
- 投稿スタイルを考える
- 季節・イベントをテーマにする
- フォロワーの今の悩みを考える
- 自社ならではの内容を投稿
- 1ケ月の予定を把握する
今回ご紹介した枠組みを利用して自分なりのパターンを作ってもいいですし、
オリジナルのモノを作ってパターン化するのも、他社との差別化が出来ますよ!
ぜひ、今回ご紹介した方法を参考に楽しんでインスタ投稿して下さいね。